ブラジル 現地リポート | 岡本珈琲株式会社は親切で正直な自家焙煎コーヒー専門店です。

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ブラジル 現地リポート

当社が長年お取引させていただいている生豆の商社の方がブラジルに行かれ そのレポートが入ってきましたので、ここで紹介させていただきます。
最近、ブラジルのコーヒー産地に雨が降らないと騒がれています。これは開花時期に雨が降りうまく開花したのですが、その後結実のための水分が足りなく、コーヒーの木が悲鳴をあげているからです。一部の農園では、既に前年対比10%減産するだろうと言われているようです。但し、先週水曜日と木曜日に恵みの雨が降った(30mm程度)のですが、まだまだ厳しい状況は続いています。一方、コーヒー相場は下落へ進みましたが・・・。
現在私のいるバルジニアは、コーヒー産地のエリアにもなります。出張する前の情報では、出張中雨だらけの予報でしたが、着いてみると至って晴天でとても暑い状況です。出張者にとっては晴天が良いのですが、コーヒー農家にとって残念な感じがします。
現地日付10月26日の晩、一部のエリアで雨が降りましたが、この雨はほんの一部のエリアのみで、コーヒー産地への影響はあまり見られなかったようです。 10月27日の午後、一部のエリアに雨雲が広がり、スコールの様な雨が降りました。エリアによって異なりますが、私が訪問した農園では10mm程の降水量があったようです。(後に分かった話ですが)また、同じエリアでは30mm程の降水量があったところもあるようです。※ブラジルはとても広大な土地柄、エリア全域に雨が降ったことを確認するのは難しいので、ここでは一部のエリアと報告してます。
20151026 雨
10月28日朝のブラジルTVニュースでは、トレスポンタスの街中は豪雨に襲われ水害に遭われたようです。 尚、バルジニアやアルフェナスにも豪雨ではありませんが雨が降り、コーヒーの木にとって良い傾向が見られました。旱魃懸念は一段落したのでは無いでしょうか。
20151026 MINASUL CUPミナスルコンクール
MCF様より

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