9月の産地情報 ブラジル
ブラジル・・・
同国貿易省によると、同国の8月の輸出量は267万袋(60kg換算)と、前年同月の269万袋から1%も減少となったものの、直近4ヶ月間では最高水準の輸出量となったとのこと。
IBGE(同国統計局)は、同国15/16年度クロップ見通しを主要産地ミナスジェライス州の歩留まりの悪化を背景に4,370万袋(60㎏換算)と、前月発表時の4,414万袋から1%下方修正した。 内訳は、アラビカ:3300万袋、ロブスタ(コニロン)1070万袋。
※上記のように、ブラジルはアラビカ種だけでなく、カネフォラ(ロブスタ〔ブラジルではコニロン〕)種も多く栽培されており、その規模はインドネシア(カネフォラ種〔ロブスタ〕生産量世界第2位)とほぼ同量です。
Guaxupe(同国輸出業者)によると、ミナスジェライス州では低地産の樹木のうち70~80%は順調に開花が進んでいるとのこと。しかし、順調な結実の為には今後2~3週間の間に更なる降雨が必要とのこと。